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お酒が飲めない人=「下戸」と呼ばれるのはなぜ?意味や由来を解説!

飲み会の席で、「あいつは下戸(げこ)だからなー。」という言葉を聞いたことはありませんか?

普段あまりお酒を飲まない方だと、「下戸ってどういう意味?」と疑問に思いますよね。

そこで今回は、下戸の意味や由来について詳しくお話していきます。

お酒の弱い方が日本酒を楽しむコツもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

「下戸」っていったい何?

では、さっそく下戸について詳しく解説していきましょう。

「下戸」の意味

「下戸(げこ)」とは、お酒が飲めない人を指す言葉です。

体質的にお酒を受け付けない人や、お酒に弱い人ということですね。

ちなみに、下戸の反対として、お酒をたくさん飲む人やお酒が好きな人を「上戸(じょうご)」と呼びます。

「下戸」と「上戸」はあわせて使われることもあるので、どちらの意味も押さえておきましょう。

「下戸」の由来

下戸、そして上戸の由来は諸説あると言われています。

まずは、昔の階級制度が元になっているという話をお伝えしましょう。

今から約1300年前に「大宝律令」と呼ばれる法律が出されたのですが、その法律では一家にいる青年男子の人数で階級が定められていました。

  • 8人以上いる家:大戸(たいこ)
  • 6~8人いる家:上戸
  • 4~5人いる家:中戸
  • 3人以下の家:下戸

このように階級が分けられており、大戸が上流階級、下戸が下級階級と決められていたのです。

青年男子がたくさんいる家はその分納める税金も多かったようですが、その恩恵として婚礼の祝いにもらえるお酒も比例していました。

飲めるお酒は、上戸の家では8瓶、下戸の家では2瓶と決められていたため、「たくさんお酒を飲める人=上戸」「お酒をあまり飲めない人=下戸」と呼ばれるようになったそうです。

ちなみに、この階級制度からお酒を大量に飲む人のことを大戸と呼ぶようになりました。 

次に、中国にまつわるお話をしましょう。

奏の時代、万里の長城には、凍てつく寒さが厳しい「上戸」と呼ばれる門と、人の行き来が激しい「下戸」という門があったそうです。

そこで、「上戸」を警備する者には身体を温められるようにお酒を、「下戸」にはエネルギー源となる饅頭を与えられたと言われています。

ここから、上戸、下戸はお酒を飲めるか飲めないかを意味する言葉になったようです。

また、この時の饅頭は今のように甘いものではありませんでしたが、その名前から「下戸はお酒を飲めない甘党の人」という意味になったとも。

あわせて覚えたい「右党」「左党」

お酒を飲めない人、飲める人を表す言葉は、下戸、上戸だけではありません。

こちらでは、下戸、上戸と同じ意味を持つ「右党(うとう)」「左党(さとう)」の由来についてお話しましょう。

 「右党」「左党」の由来

右党とはお酒が飲めない人のことを指し、左党とはお酒を飲める人のことです。

このような意味になった由来は、江戸時代まで遡ります。

当時の大工は、作業する際右手に槌(つち)を持ち、左手には鑿(のみ)を持っていたそうです。

このため、右手のことを「つち手」、左手のことを「のみ手」と呼んでいたとか。

「のみ手」と「飲み手」の読み方が同じなので、お酒を飲む人を指すときに「左利き」と表したようです。

これが現在に至るまでに派生して、「酒飲み=左党」「お酒を飲まない人=右党」と言われています。

ちなみに、「左利き」はお酒が好きな人を指すとお話しましたが、これは当時の飲み方についても関連があったようです。

江戸時代の武士は、必ず左手で盃を持ってお酒を飲んでいたと言われています。

これは、どんな時でも腰に刺した刀を抜けるようにするためだったのです。

刀を持ち歩いていたこの時代では、どんなことで小競り合いが起きるかわかりません。

もしお酒の席で何かあった場合、誰よりも早く刀を抜けるようにと左手だけを使ってお酒を飲んでいたのが、「酒飲み=左利き」と呼ばれる由来なのですね。

下戸でも日本酒を楽しむためのコツ

お酒に弱い人は、その人の体質が大きく関係しているのです。

日本酒などのお酒を飲んだ場合、最終的にアルコールは体内で「アセトアルデヒド」という物質に変化します。

この物質が吐き気、頭痛などの二日酔いを引き起こす原因ですが、きちんと分解されれば、人に無害な物質へと変わってくれるのです。

下戸な人は、有害なアセトアルデヒドの分解速度が遅かったり、そもそも分解する能力を持っていなかったりします。

日本人は下戸が多いとされていますが、それでもお酒は楽しく飲みたいですよね。

そこで、こちらではお酒が弱い人でも深酔いしないコツをお話していきましょう。

 和らぎ水を飲む

日本酒の度数は平均15度のため、サワーやビールよりアルコール度数は高いですが、それを感じさせないほど飲みやすいお酒です。

また、おちょこなどの小さい酒器でお酒を口に運ぶため、どれぐらいの量を飲んだのか把握しづらい点があります。

このため、どんどん日本酒を飲んでしまい、気がつけば自分の許容量を超えていた...ということも少なくないのです。

そこでおすすめしたいのが、和らぎ水を飲むことです。

「和らぎ水」とは日本酒の合間に挟む水を指し、

  • 二日酔い防止
  • 脱水症状を抑える
  • 口内をリフレッシュできる

 といった深酔いしないための効果がたくさんあります。

 では、それぞれの効果をチェックしていきましょう。

 

【効果①:二日酔い防止】

アルコールを体内で分解するためには、水が必要です。

しかし、お酒だけを飲んでいると水が不足してアルコールの分解が追いつかなくなってしまい、最終的に二日酔いの元となるアセトアルデヒドが残ってしまいます。

お酒を飲んでいるときに水を口に運ぶことで、分解を助け、体内のアルコール濃度を薄めることができるのです。

さらに、途中で水を挟むことによって、お酒の飲む量を調整することができます。

飲みやすい日本酒は、場が盛り上がっているお酒の席で特にスイスイと口に運んでしまうもの。

しかし、水を飲んで一呼吸置けば、自分があとどれくらい飲めるのかを改めて認識できるのです。

 

【効果②:脱水症状を抑える】

日本酒を飲んでいるとトイレへ行くことが多くなりますよね。

これは、お酒に利尿作用があるからです。

トイレでアルコール分を排出すると気分がリセットされがちなので、またお酒を飲み続ける...という方もいますが、水分も一緒に排出されているためそのままでは脱水症状になってしまいます。

また、先ほどもお話しましたが、体内でお酒を分解するときに水が使用されます。

つまり、水分補給をしないとどんどん水分が失われてしまうのです。

脱水症状を防ぐためにも、日本酒を飲んだ量と同じくらい、または1.5倍の和らぎ水をとってくださいね。

 

【効果③:口内をリフレッシュできる】

和らぎ水を飲むことで、日本酒と料理のマッチングを楽しむことができます。

水を挟まずにお酒やおつまみを食べてしまうと、口の中で風味が混ざってしまい、せっかくの美味しいお酒や料理をきちんと味わえなくなってしまいます。

知らず知らずのうちに口内にはお酒や料理の味わいが残っているため、リセットするためにもぜひ和らぎ水を挟みましょう。

水を飲んで口をスッキリとさせることで、日本酒やおつまみをもっと美味しく感じられますよ。

 おつまみを食べながら飲む

「おつまみと一緒にお酒を飲むと太るから...。」との理由で、日本酒だけを飲んでいませんか?

実は、空腹時にアルコールを摂取すると、通常よりも酔いを早めると言われています。

アルコールは体内に入ったあと、まず胃から吸収されます。

しかし、空腹で体内に食べ物が入っていないと、胃を通過して小腸から吸収されてしまうのです。

小腸におけるアルコール吸収速度は、胃よりも早いと言われているので、空腹時にお酒を飲むと酔いが回ると言われています。

 

また、アルコールを分解するためには、水のほかにタンパク質とビタミンが必要です。 

お酒を飲むときにおつまみを一緒に食べることで、これらの栄養素を体内に送り届け、アルコールを分解しやすい環境を作ることができます。

おすすめのおつまみは、枝豆や豆腐などの大豆食品です。

大豆にはタンパク質やビタミンB1が多く含まれているので、アルコールの分解を助けてくれます。

さらに、キャベツやごぼうも胃や腸内をゆっくりと移動して消化されるので、アルコール吸収速度を抑えてくれますよ。

 日本酒を割って飲む

日本酒をドリンクで割って飲むことで、アルコール度数を調整することができます。

「え、日本酒って何かと割っていいの!?」と思うかもしれませんが、実は酒蔵の方も実践しているメジャーな飲み方なんです。

日本酒はお米から作られたお酒なので、ふんわりとした柔らかい風味が特徴ですよね。

味わいの主張が強すぎない日本酒も多いため、さまざまなドリンクと相性抜群なんです。

では、おすすめの飲み方を2つお伝えしましょう。

 

【日本酒×トニックウォーターを1:1で合わせる】

トニックウォーターとは、炭酸水に香草や柑橘類のエキスを入れて風味をつけた飲み物のことです。

カクテルにもよく使われるこのドリンクは、日本酒との相性も抜群!

氷を入れたグラスに注ぐことで、爽快感たっぷりの日本酒ハイボールを飲むことができますよ。

 

【日本酒×飲むヨーグルトを1:1で合わせる】

意外に思うかもしれないこの組み合わせですが、甘酸っぱい味わいに病みつきになること間違いなしです。

マッチする秘密は、2つとも発酵食品であり、また製造過程に乳酸菌が使われているから。

コクのあるなめらかな味わいなので、飲みすぎないように注意してくださいね。

下戸でも日本酒を楽しめる!

お酒をあまり飲めない下戸の方でも、飲み会に誘われることはありますよね。

また、「今日は家で飲んでみたい。」と思うときもあるかもしれません。

そんな時は、

  1. 和らぎ水を飲む
  2. おつまみと一緒に飲む
  3. 日本酒を割って飲む

これら3点を押さえておくのがポイントです。

決して無理をする必要はありませんが、お酒を飲む機会があればぜひ試してみてくださいね!

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