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ウイスキーの「シングル」「ダブル」の違いとは?ウイスキーの量を表す単位を覚えよう!

バーでウイスキーを頼もうとした時、「シングルで。」「ダブルで。」という言葉が聞こえてきたことはありませんか?

普段ウイスキーを飲まない方だと、「シングル」「ダブル」が一体何なのか疑問に思ってしまいますよね。

ウイスキーにおけるシングルやダブルは量を表す用語です。

シングル、ダブルそれぞれの量をマスターすれば、バーに行った時もかっこよく注文できること間違いなし!

そこで今回は、シングルとダブルから「ショット」「ジガー」など、ウイスキーの量を表す単位について詳しく解説していきます。

ウイスキーのシングル・ダブルって何?

まずは最も気になる「シングル」「ダブル」は何かということからお話しましょう。

ウイスキーに馴染みのない方だと聞き慣れない単語ですが、これを押さえておくことでバーなどでもかっこよく注文することができちゃいます。

シングルとダブルが表す量はもちろん、面白いうんちくも紹介するので、今度の飲み会でぜひ披露してみてください。

 シングル・ダブルは「量」を表す

シングルとダブルはどちらもウイスキーの量を表しています。一般的にシングルは30ml、ダブルは60mlが定番です。

バーでウイスキーを注文すると聞かれるのが、「シングルとダブルのどちらにするか」と言うこと。

特にストレートやオンザロックで聞かれることが多いようです。

では、シングルとダブルはどんな時に頼めばいいのでしょうか? ストレートを頼むお客さんでよく見かけるのは「飲みすぎないようにシングルがいい」という人です。

ただ、お酒が強い人などは「ゆっくりと楽しみたいからダブルで」という方もいます。

一方、オンザロックでシングルを選ぶ人は「水割りになってしまう前に飲み切れるから」「色々な味を楽しみたいから」と考えているようです。

対して、ダブルを選ぶ人は「氷が溶けるごとに変わる味わいを感じたい」と思っているとか。

シングルとダブルのどちらにするのかは、今の気分やお酒の強さによって変わってきます。

ただ、カクテルやハイボールなどを頼む場合はウイスキーや割財の適量が決まっているので、バーテンダーさんにお任せするのがおすすめです。

 シングル・ダブルが定着した理由

ウイスキーの量をシングル・ダブルと表すのは、指でお酒の容量を計量する方法から由来しているとか。

お酒の容量を指で計量する仕組みは簡単。

ロックグラスの底から指1本分を「ワンフィンガー」と呼び、この量をシングルと表しています。

一方、指2本分の「ツーフィンガー」はダブルの量を示しているのです。

指を使って容量を計る方法はイギリスで1400年頃から使用されていたそう。

それが巡り巡ってウイスキーの量を表す用語になったのですね。

実際に指を使ってシングルやダブルを計量するバーテンダーさんもいるそうですが、コツがいるので真似しないのが賢明です。

自宅でウイスキーを計りたい場合は、専用の計量カップを買いましょう。

シングルの量は国によって異なる 先ほど「シングルは30ml、ダブルは60mlが一般的」とお話しましたが、これはあくまで平均的なこと。

特に国によって量は異なります。

例えば、アメリカは日本と同じくシングル=30mlの場合がほとんどですが、イギリスでは45ml、ウイスキーの本場スコットランドではなんと60mlをシングルとして提供するのだとか。

さらに、日本でも提供するバーの方針によってシングルやダブルの量は異なります。

「もっとたくさん味わって欲しいから」という理由で、シングルを45mlで提供するところもあるのです。

ショットもウイスキーの量を表すメジャーな単位

シングル、ダブルと同じくよく聞く用語として「ショット」が挙げられます。

ショットもお酒の量を表す単位であり、「ワンショットちょうだい」というように注文する際にも使われます。

では、そもそもショットとはどれくらいの量を表す単位なのでしょうか?

ショットが表す量や、お酒をショットで表現する理由を紹介しましょう。

 ショットの量はどれくらい?

実は「ショット」は具体的な量を表すのではなく、グラス一杯分の酒量を指します。

通常、日本では1ショット=30mlとシングルと同じ量で提供していますが、これはあくまでも目安。

バーによっては45mlなど1ショットの量が変わることも珍しくありません。

また、ショットの量も国によって大きく異なります。

アメリカでは日本と同じく30mlが一般的ですが、イングランドは45ml、スコットランドは60mlと国ごとに基準が様々です。

驚くことにアイルランドでは1ショットを75mlで提供するお店も多いのだとか。

お店の基準を知らないと気付かないうちにお酒に飲まれてしまい、ベロンベロンになってしまうこともあります。

お酒が弱い人やあまり量を飲みたくない時は、注文前に断りを入れておく方がいいかもしれませんね。

 ショットという単位が定着した理由

お酒好きではない人も一度は聞いたことのある「ショット」ですが、なぜお酒の量を表すようになったのでしょうか?

昔アメリカでは、強いお酒を飲むことを弾丸で撃ち抜く「ショット(shot)」になぞらえて表現していたそうです。

これが由来して、ウイスキーを一杯飲むことをショットと言うようになったのだとか。

確かにウイスキーのアルコール度数は40〜43度と高いので、この表現には頷けますね。

ショットが少ない量だからと言ってもアルコール度数が強いので、飲み過ぎには十分注意しましょう。

あわせて知りたい:液量を表す「ジガ―」とは

「シングル」「ダブル」「ショット」と同様に押さえておきたいのが「ジガー」という用語です。

ジガーとは液体の量を表す言葉でバーでも使われます。

「シングル」「ダブル」「ショット」のように注文をする際には使いませんが、知識として押さえておくとウイスキーライフが華やかになること間違いなしです。

では、ジガーとはどのような用語かお話していきましょう。

カクテルやワンショットでよく用いられる ジガーはカクテルやワンショットを作るときに使われる用語です。

一般的に1ジガーは約45mlを表します。

ジガーと言えば、まず紹介したいのが「ジガーカップ」と呼ばれる金属製の容器です。

バーテンダーがカクテルを作る際に使うもので、45mlまで計量することができます。

また、先ほどワンショットは30mlと話しましたが、お店によっては1ジガー(45ml)で提供することもよくあります。

ちなみにジガーと共に覚えておいて欲しいのが「オンス」という単位。

こちらもジガーと同様液量を表す用語で、1オンス=約30mlです。

日本よりも海外でよく見かける用語なので、マスターしておくと海外でのお酒も楽しく飲めますよ!

ジガ―の量は国によって異なる 実は、ジガーの量も国によって多種多様です。

例えば、アメリカでは1ジガー=約45mlと日本と同じ容量が一般的で、ワンショットにも多く適用されます。

対してイギリスは1ジガー=約60mlが基本。

さらに「お酒を提供する量は、25ml(またはその倍数)か35ml(またはその倍数)でなければいけない」と定められているので、ワンショットには使われません。

ただ、カクテルを作る場合はイギリスもジガーを使うそうですよ。

国によってお酒事情が異なるのは非常に面白いですね。

ウイスキーの「シングル」「ダブル」を押さえてお酒ライフを楽しもう!

外に飲みに行くとよく聞く「シングル」「ダブル」という用語。

なんとなく聞き流すのではなく、どうせなら意味や背景も押さえてから使ってみると、お酒ライフがさらに充実すること間違いなしです!

ぜひ「シングル」「ダブル」などウイスキーの量を表す単位をマスターし、バーでお酒を頼むときに使ってみてください。

 

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