吉野酒造

誇り高き南部杜氏と蔵人による手づくりの歴史を継承。地元に根差した地産地消酒にこだわる。

住所
〒299-5265 勝浦市植野571
吉野酒造

雑味の少ないきれいな酒質、南部流

  • 吉野酒造は江戸後期、天保年間(1830年)に創業。
    初代の佐次右衛門は下植野村(当時)の佐五右衛門の分家として酒造を業としたと言われていますが、「享和三、玄年分酒造米高五拾石」という免許書様の書札が存在していることから、実際は天保年間以前から醸造していたものと思われます。
    現代まで継承されてきた酒づくりのスタイルは、南部杜氏と蔵人による南部流の手づくり。
    南部流とは「雑味の少ないきれいな酒質」と言われ、洗練されたスッキリとした味わいが特長の酒です。
    また地元に根差した地産地消酒にこだわり、原材料も千葉県産の酒造好適米の「総の舞」ほか、「コシヒカリ」「ふさこがね」などを使用しています。

地産地消酒、食用米にもこだわりの酒

  • 吉野酒造では精米を自社で行うことにこだわり、時間を掛けてていねいに磨きます。
    蒸し米には13号と昔ながらの大きめの和釜を使用。白米を最大1トンまで蒸すことが可能で蒸し加減も「外硬内軟」と良い塩梅に。
    定番酒の普通酒や本醸造を「コシヒカリ」などの県産食用米で仕込んできた歴史を継承し、近年では地産地消酒にこだわった純米吟醸酒も手掛けています。
    酒造好適米と違い、食用米は玄米の大きさがもともと小さく、吟醸造りの精米歩合60%ともなると磨かれた米の大きさは大吟醸クラス(山田錦・精米歩合40%)の小さな米粒と同等。
    また、吸水の段階で水分量が多いと、蒸した後は粘りがあるためにさばけが悪く、米と米がくっつきやすい難点があります。
    そのため、吸水歩合を決めるのは難しく、蒸米の段階で、さらに水分を含むため、その後の麹作りにも影響していきます。
    それぞれの米の特性を生かし、それに合わせた原料処理(精米歩合60%で磨き、手洗い)を杜氏の経験値と設計による限定吸水、麹づくりで手間ひまのかかる食用米による純米吟醸づくりに成功しています。

基本に忠実、飲み飽きない定番の晩酌酒

  • 代表銘柄である「腰古井(こしごい)」のコンセプトは、吉野酒造が所有する山の自然水(軟水)を仕込み水に、素材の持ち味を十分に生かした、基本に忠実でていねいな手づくりの酒。
    奇をてらわず流行りすたりのない、オーソドックスな万人向きの味わいで「食事と共に杯がいつの間にか進んでしまう、飲み飽きしない酒」を目指しています。
    千葉県勝浦市の地酒として長年定着しており、定番の晩酌酒として愛飲されてきた「腰古井」。
    コロナ禍でSTAY HOMEの自粛期間中も、小売店の棚では定番商品ラインナップの一升瓶サイズが売れ行き好調とのこと。
    地元で支持、愛飲されている逸品です。

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