稲花酒造

冒険心を忘れずに手づくりで酒本来のおいしさを追求、小さいけれどコアなファンに支持される酒蔵

住所
〒299-4303 長生郡一宮町東浪見5841
稲花酒造

仕込み水は長南町の軟水を使用

  • 蔵主である秋場家が一宮の地に移り住んだのは約400年前のこと。
    開墾し、農業と漁業を営んでいました。
    収穫したお米で、漁師たちに振る舞うお酒をつくったことが、現在まで続く酒造業のはじまりです。
    蔵の名前であり、看板銘柄でもある「稲花正宗」は、六代目当主が詠んだ俳句からとったもの。
    昔も今も、仕込み水には隣町の長南町から汲んでくる良質な軟水を使っています。

「良いお酒とは?」考えるきっかけはお客さまから

  • 20年ほど前のこと。現在の当主、秋場貴子さんは懇意にしていたお客さまから「ぜひ飲んでみてほしい」とあるお酒をいただいて試飲。
    後日、自分なりの感想を伝えるとそのお客さまに「どんなふうに飲んだの?」と問われたそうです。
    「え? いつも試飲するように、お酒だけ。」と伝えると、「それじゃぁ、お酒の本当の味はわからないよ、料理と合わせてみてよ。」とお客さま。
    この出来事が貴子さんにとって、酒の方向性を変えるきっかけになったそうです。
    もちろん、それまでも「良い酒」をつくることに励んできましたが、「良い酒」とは何なのか? 鑑評会や利き酒会で評価の高いお酒より、買ってくださった方がお料理と一緒に味わって、その場の空気感とともに「あぁ、おいしいなぁ」と思っていだだける、そんなお酒がいいのでは……。
    それからは、「おいしい。飲んでよかったな、もう一杯!」と言っていただける、「癒し」を感じてくださる、お酒を目指しています。

伝統を継承しつつ新しいお酒を

  • 蔵それぞれに住んでいる菌が違い、風の通り道も違う。
    お酒の味は、タンクの置き場でも変わると言います。
    稲花が大切にしているのは、季節の移ろいに耳を澄まし、少しの変化も逃さずに感じ取ること。
    そして、伝統を守りながらも柔軟な感性で生きた酒づくりをすることです。
    目指すところは「フランス・ボルドー地方のシャトー」。
    米の栽培、醸造、熟成、瓶詰めまでのすべてを自らが行い、そして、お酒を愛する人たちがここに訪ねて来て買ってくれる、そんな理想を掲げ、飲んだ人に喜んでいただける酒づくりを続けています。
     

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