寒菊銘醸
「革心」「安心」「真心」が酒づくりに大切な3つの心。選んでいただけるお酒をつくることが、私たちの仕事。
- 住所
- 〒289-1532 山武市松尾町武野里11

満足してもらえる酒はよい環境から
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九十九里浜にほど近い、緑豊かな場所に寒菊銘醸はあります。
初代の佐瀬源作が、地下水と豊富な米を用いて、すっきりとした味わいの日本酒の醸造をはじめたのが1883年。
以降130年間、21種類、5銘柄の日本酒を中心として、焼酎や焼酎、地ビール「九十九里オーシャン」の製造•販売をしてきました。
九十九里は、湿潤な海洋性気候による米の好適な生産地。また、冬に太平洋から吹く寒風は日本酒など「発酵もの」づくりに最適。「寒づくり」で仕込んだ辛口の「寒菊」は、海の幸、畑の幸が豊富な土地の酒らしく、どんな料理も味をぐっと引き立てます。 -
酒づくりの柱は「革心」「安心」「真心」
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お酒を醸造するうえで大切にしているのは「革心」「安心」「真心」。
伝統を尊重しつつチャレンジ精神を忘れないこと。
厳正な商品管理と迅速な行動で期待に応えること。
従業員の意欲と自主性、奉仕の心を尊重すること。
この「3つの心」を忘れずに、日々、進化を続けることを念頭に置いているとのこと。
「3つの心」を実現するために、現在の当主佐瀬建一さんは、古くいびつな組織を一掃して社員が伸び伸びと力を発揮できる風通しのよい環境を整えました。
社員同士の活発なディスカッションが、お酒の質をより高めています。
お客さまに楽しんでもらえる銘醸に
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寒菊銘醸は令和2年、敷地内を大きく改装中。仕込み蔵では長年使ってきた機械や道具を整理して、改装した冷蔵庫へタンクと醪(もろみ)圧搾機が移動しました。
これにより温暖化でコントロールが難しくなってた仕込み温度も安定し、フレッシュで品質管理の行き届いたお酒を届けることが可能になります。
お酒やオリジナルグッズが買える直売所もシンプルに整理されました。
「お客さまに認めてもらい、選んでいただけるお酒をつくることが、私たちの仕事。ありがとう! と言っていただけるのがうれしいです」と佐瀬さん。 -