石上酒造

明治の姿を今に伝える石蔵での酒づくり。地元伝統料理との相性を考えた味の濃い本醸造が人気。

住所
〒288-0065 銚子市田中町7-1

銚子の風土をまとわせる、地域にこだわった酒づくり

  • 1844年に酒づくりをはじめ、約180年の歴史を持つ石上酒造。
    それまでは米の倉庫業を営んでおり、米の集積地であったことから、もっと米を利用できないかと考えた初代が酒づくりをはじめました。
    千葉県産の米はもちろん、水も井戸水をろ過して使うなど、少量生産の強みを生かし、地域のものを使うことにこだわっています。
    ミネラル分が多い井戸水でつくる酒は味が濃く、個性の強い仕上がりに。
    また、暖流と寒流が流れる海の影響を受け、銚子の街は夏でも30度を超えることは珍しく、冬でも零下になることはまれ。
    そんな穏やかな気候変動が酒づくりに影響することから、石上酒造ではそれを個性のひとつととらえ、おいしい酒のバックボーンには銚子の風土があることを伝え続けています。

先人の知恵がつくったエアコン要らずの石蔵

  • 一般的に、酒蔵といえば土壁のイメージですが、石上酒造は珍しい石蔵。
    先人の知恵で、外壁には気泡が多い栃木県産の大谷石が使用され、外気と室温の推移が穏やかになるよう工夫されています。
    また、屋根には黒生瓦という非常に重い瓦を使用、瓦の下に粘土の層があることで、夏でもエアコンを利かせることなく、適温に保たれます。
    こうした石蔵での酒づくりが、明治時代のやり方を現代でも忠実に再現していると評価され、石上酒造の酒蔵は、国の登録有
    形文化財に指定されました。

濃厚な味つけの伝統料理に負けない芯のある酒

  • 銚子市は、有数の醤油の産地。農業の出荷高も高く、季節の食材にも恵まれています。
    そうした背景もあってか、この地域には醤油と砂糖をしっかり使った煮つけなど、味付けが濃いめの伝統食が比較的残っています。
    だからこそ、そうした伝統料理との相性を考えた酒づくりが、石上酒造の真骨頂となりました。
    もともと井戸水の味が濃いこともあり、ボディのしっかりとした芯のある酒づくりが得意に。
    味が強くコクもあるけど、軽快。濃厚な味の料理に負けない酒が、人気となっています。

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