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焼酎に使われている原料を知ろう!種類ごとの味わいや特徴も解説

高級日本酒THE EVOLUTION 01

焼酎といえば「芋焼酎」「麦焼酎」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

焼酎の原料に使われる食品として芋や麦が有名ですが、焼酎にはさまざまな原料が使われており、原料によって風味が異なるところが焼酎のおもしろさです。

この記事では、焼酎の原料とそれぞれの味・風味の特徴について紹介します。お気に入りの1本を探すときに、本記事の内容を参考にしてください。

 

焼酎の原料には何が使われている?

焼酎の原料として有名な芋や麦、米などのほかにも、さまざまな食材が焼酎造りに使用されています。

たとえば、お茶や豆、草木の実、野菜、きのこ、海藻、香草やハーブ、乳製品なども焼酎の原料として使われる場合がありますが、どんな味がするかイメージできるでしょうか。

多彩な原料から造られる焼酎は乙類焼酎(本格焼酎)です。一方、甲類焼酎は主に、糖蜜を主原料としています。

焼酎の原料や飲み方によって味わいや風味が変化するところが、焼酎の奥深い魅力です。

 甲類焼酎と乙類焼酎(本格焼酎)
 の違い

焼酎は酒税法上、甲類焼酎と乙類焼酎(本格焼酎)の2種類に区分されます。両者の違いは蒸留方法です。

甲類焼酎は「連続式蒸留焼酎」が正式な区分名で、明治時代後期にイギリスから伝わった連続式蒸留で造られます。

連続式蒸留とは、蒸留器の中で複数回の蒸留を行うことにより、効率的にアルコールを取り出せる方法です。

乙類焼酎よりもアルコール度数が高めで、クセが少なく無味無臭に近いことから、主に、割り材を加えて酎ハイやサワーとして飲まれます。

乙類焼酎(本格焼酎)は「単式蒸留焼酎」が正式な区分名で、蒸留を1度しか行わないため、素材の風味や味、香りを残した焼酎になることが特徴です。

独特の風合いを楽しむために、主にストレートやロック、水割りなどで飲まれます。

材料によっては多少のクセがありますが、好きな人にとってはそこが魅力です。

 

甲類焼酎の原料

甲類焼酎は連続式蒸留法で効率的に、純度の高いアルコールを蒸留できることが特徴です。

そのため、比較的安価な材料を使用することによって、一般的には乙類焼酎(本格焼酎)よりも安く提供されます。

甲類焼酎の原料として最も多いものは、サトウキビの絞りかすである糖蜜です。糖蜜は「モラセス」「廃糖蜜」とも呼ばれます。

糖蜜は黒糖を製造するときに出る副産物のため安く、もともと糖分であるためアルコール分解しやすいことから、甲類焼酎の主原料に活用されています。

アルコールの純度が高く、味や香りにクセが少なくて飲みやすいことが甲類焼酎の特徴です。

最近では糖蜜を主原料とした焼酎と麦やトウモロコシなどから造られた焼酎を混ぜて風味を出した甲類焼酎もあります。

 

乙類焼酎(本格焼酎)の原料

乙類焼酎(本格焼酎)の定義は以下の2つです。

  • 単式蒸留法で造られている
  • 酒税法で認められた主原料(※)と麹、水だけで造られている

※下の「本格焼酎に使用できる原料」で記載する49食材

素材の持つ香りや味などを楽しめるのが乙類焼酎の魅力です。

原料によって味わいが大きく異なるため、好みや合わせる料理などによって選ぶ楽しみがあります。

本格焼酎としてよく知られている主な種類は芋焼酎、麦焼酎、米焼酎、黒糖焼酎、泡盛、そば焼酎などです。

それぞれの原料の詳細や味わいの特徴について解説します。

 芋焼酎の原料

芋焼酎の主原料としては、主にサツマイモが使われます。

サツマイモの中でも芋焼酎の主原料によく使われるのはコガネセンガンという品種で、アルコールに変換されるデンプン質を多く含むことが特徴です。

そのほか、ベニアズマやベニサツマ、シロユタカ、ジョイホワイトなどの品種も芋焼酎によく使われます。

特に、ジョイホワイトは焼酎原料用に品種改良されたもので、芋臭さなどのクセが比較的少なめの淡麗な焼酎になります。

芋焼酎はサツマイモを蒸し焼きにしたような香りと甘みが特徴です。

また、水やお湯で割るときには、どのような割合にしても風味のバランスが保たれるため、好きな濃さで楽しめます。

 麦焼酎の原料

麦焼酎の主原料には、主に二条大麦という品種が使われています。

二条大麦は明治時代初期にヨーロッパからビールの原料用に導入された品種です。

大粒でほかの品種よりもデンプン質を豊富に含んでいます。

本格焼酎の中では比較的クセが少なく、軽やかでスッキリとした風味が麦焼酎の特徴です。

麦特有の香りも楽しめます。

 米焼酎の原料

米焼酎の主原料には国産米が使われています。

米の味が焼酎の味に大きく影響することから、コシヒカリなどのブランド米を使用することもあります。

伝統的な米焼酎はまろやかで米の香りが高いことが特徴です。

消費者の好みを反映した結果、最近では、吟醸酒のような香りとサッパリした味わいの「ソフトタイプ」の米焼酎がメインとなっています。

 黒糖焼酎の原料

黒糖焼酎は鹿児島県奄美諸島の特産品で、限られた酒蔵にのみ製造が認められている希少品です。健康に良いお酒としても知られています。

黒糖焼酎の主原料はサトウキビを原料とする黒糖と米麹です。

黒糖の甘い香りや軽やかでまろやかな口あたり、さわやかな飲み心地などが黒糖焼酎の特徴となっています。

 泡盛の原料

泡盛は日本最古の蒸留酒で、15世紀頃にシャム(現在のタイ)から製法が伝わったと言われています。

泡盛の主原料はインディカ種と呼ばれるタイ米と沖縄原産の黒麹です。

泡盛には独特のさわやかな風味があり、特に長期熟成を経た古酒(クース)は濃厚な丸みと香りが出るため好まれています。

泡盛にはほかの焼酎よりもアルコール度数が高い製品もあり、30度のものから古酒になると45度前後のものまであります。

 そば焼酎の原料

そばは奈良時代から日本で食用とされてきましたが、お酒の原料としても使われるようになってからの歴史はそれほど長くありません。

そば焼酎は1973年に宮崎県で誕生し、焼酎の原料が多様化するきっかけとなりました。

さっぱりとした口あたりや独特のコク、やわらかでほのかな甘みが、そば焼酎の持つ味わいの特徴です。

 本格焼酎に使用できる原料

本格焼酎の麹原料は穀類か芋類に制限されています。また、主原料はサツマイモなどの芋類や大麦、米などの穀類のほか、酒税法で認められた以下の49食材に限られます。

茶:緑茶、ウーロン茶、抹茶

豆:グリーンピース、アズキ

草木の実:梅の種、ギンナン、栗、コナラ、ひし、ひまわり、マテバシイ、ナツメヤシ、とちのき

野菜:ニンジン、オタネニンジン、カボチャ、タマネギ、大根、トマト、ピーマン、アシタバ、レンコン、ふきのとう

きのこ:エノキダケ、シイタケ

海藻:昆布、ワカメ、のり、ツノマタ、つるつる

香草・ハーブ:ネギ、しそ、ヨモギ、アマチャヅル、サフラン、紅花

乳:牛乳、脱脂粉乳、ホエイパウダー

その他:マタタビ、アロエ、クマザサ、くず粉、ホテイアオイ、ゆり根、ゴマ、サボテン

こうした原料を使い、全国にはさまざまな種類の焼酎が販売されています。

気になる原料のお酒を試してみてはいかがでしょうか。

 

原料の違う焼酎を飲み比べてみよう

焼酎にはさまざまな製法や原料で造られる多くの種類があります。

芋や麦、米などの焼酎がスタンダードですが、そのほかにも海藻や豆、野菜、香草やハーブなど、多彩な食材が焼酎の原料に使用されています。

使用する原料によって焼酎の風味や味わいは大きく変わるため、いろいろな焼酎を飲み比べてみるとおもしろく、新しい味の発見ができるかもしれません。

「CHIBASAKE」では、芋焼酎や米焼酎だけでなく、むかごや自然薯、大豆、酒粕などユニークな原料から造られた焼酎も取り扱っています。

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