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リキュールにはどんな種類がある?特徴やカクテル、おすすめのお酒を紹介

世界のお酒のなかでも、リキュールは特に種類や用途が多様なジャンルの一つです。

また、リキュールは飲んで楽しむだけでなく、お菓子の風味付けや割りものの材料などにも使われます。

最近では日本でもその土地の特産などを生かしたオリジナルのリキュールが造られるよう になってきました。

この記事では、さまざまなリキュールの種類に加え、CHIBASAKEでのおすすめリキュールなどもご紹介します。

リキュールとは?

そもそもリキュール(liqueur)は、日本語の「混成酒」に属するお酒です。

ヨーロッパでは、主に蒸留酒に果実や薬草、ハーブなどの香りを溶かし込んだものを指します。

13世紀ごろに薬酒として発明され、ラテン語で「溶け込ませる」「液体」という意味をもつ「リケファケレ (Liquefacere)」が語源とされています。

ただし、日本で「リキュール」と言った場合には、酒税法上の定義に準じたアルコール飲料の分類と解されるのが一般的です。

酒税法におけるリキュールは、「酒類と糖類その他の物品(酒類を含む)を原料とした酒類で、エキス分が2%以上のもの。

ただし、清酒、合成清酒、焼酎、みりん、ビール、果実酒類、ウイスキー類、および発泡酒に該当するものは除かれる」とされています。

したがって、例えば日本伝統のお酒の一種である梅酒も、法律上はリキュールに該当します。

リキュールの種類と主な銘柄

リキュールはベースとなる蒸留酒(スピリッツ)と香り成分の副材料の組み合わせにより、さまざまなタイプや種類があります。

ここからは、原料の系統ごとにそれぞれの特徴や代表的なリキュールの銘柄などを紹介します。

以下の表は主な系統と味わいの特徴、代表的なリキュールを簡単にまとめています。

系統

特徴

代表的なリキュール

薬草・香草系

ハーブ感

スパイス香

苦味

カンパリ

イエーガーマイスター

アブサン

ティフィン

奏(Kanade)

果実(フルーツ)系

果実の甘さと香り

クレーム・ド・カシス

コアントロー

ディタ

ピーチツリー

ナッツ・種子系

濃厚な甘さと香り

カルーア

マリブ

アマレット

その他

種類による

ベイリーズ

ヨーグリート

アドヴォカート

 

 薬草・香草系

リキュールはもともと薬酒として開発されたお酒であるため、薬草や香草は最もオーソドックスな材料と言えます。

主に使用されるものは、香りが強いハーブやスパイスです。

紅茶を原料とするものもあり、日本では緑茶や抹茶を使ったリキュールも開発されています。

この系統の代表銘柄は、「カンパリ」や「イエーガーマイスター」などがあります。

カンパリはビターオレンジやコリアンダーなど約60種類もの原料を使用した、苦味が特徴の赤みがかったリキュールです。

日本ではカンパリオレンジやカンパリグレープフルーツといったカクテルの材料として人気があります。

イエガーマイスターは薬草酒らしい濃い緑色をしています。

「狩人の守護聖人」という意味で、雄鹿の紋章が入った真緑のボトルが印象的です。

ストレートで飲むのが一般的ですが、飲みにくい場合はオレンジジュースで割る方法がおすすめです。

また、薬草系リキュールで有名なものが「アブサン」です。

ニガヨモギを原料とし、アルコール度数が70%と非常に高いことが特徴です。

アブサンを薄めて飲む場合は、角砂糖が用いた独特の方法があります。

アブサンを注いだグラスの上に穴の空いたアブサン専用のスプーンを置き、アブサンを一滴ずつ垂らす「アブサンドリップ」や、グラスの上のスプーンに置いた角砂糖をアブサンで湿らせて火を着け、ミネラルウォーターを注いで消火してアブサンスプーンで混ぜる「クラシックスタイル」などがあります。

 果実(フルーツ)系

フルーツを原料とする場合は、果肉のほかに果皮や果汁を使用することもあります。

果肉系の代表銘柄は、黒スグリ(カシス)を使った「クレーム・ド・カシス」です。

日本では単にカシスと言えばこのリキュールを指すことが多く、カシスオレンジやカシスソーダといったカクテルは、誰もが耳にしたことがあるでしょう。

果皮のリキュールでは、オレンジピールを使った「コアントロー」が有名です。

いわゆるホワイトキュラソーの一種で、ホワイトレディやサイドカー、XYZ、バラライカなどの、日本でもおなじみのショートカクテルに欠かせないリキュールです。

 ナッツ・種子系

ナッツ系のリキュールは、強い香りにとろりとしたコクと甘みが持ち味です。

最もわかりやすいのは、コーヒー豆を主原料とした「カルーア」ではないでしょうか。

カルーアミルクはあまりお酒に強くない人でも飲みやすいと人気のカクテルです。

また、ラムをベースにココナッツで香味付けした「マリブ」も有名でしょう。日本以上に海外で広く普及していて、ジュースやコーラなどで気軽に割って飲めることが魅力です。

ラムと同じく、お菓子の香り付けにも多く使われます。

 その他のリキュール

リキュールの原料は、必ずしも植物系に限定されているわけではありません。例えば「ベイリーズ」は、濃厚なクリームを用いたリキュールです。

チョコレートやバニラのフレーバーも加わり、牛乳などで割ると、ほとんどデザート感覚で味わえます。

また、ヨーグルトリキュールの「ヨーグリート」は、これまで紹介してきた主なリキュールと異なり、ほのかな酸味が一番の特徴です。

さわやかな口あたりで、女性から人気を集めています。

そして、鶏卵を主原料とした濃い黄色のリキュール「アドヴォカート」も人気です。

日本で昔から飲まれている卵酒に似た味わいで、牛乳をベースとした甘い飲み物のエッグノッグの材料にも使われます。

自分用にもギフトにもピッタリ!おすすめリキュール3選

ここまで見てきたように、リキュールの材料と味わいは多種多様です。

そのため日本でも、さまざまなジャパニーズオリジナルのリキュールが続々と誕生しています。

もちろん千葉にも、新しいリキュールにチャレンジしている酒蔵があります。

ここからは、千葉ならではのリキュールやCHIBASAKEでしか購入できないレアなリキュールを厳選してご紹介します。

 完熟いちごリキュール BERRY HOLIC

その名のとおり、千葉県産の完熟いちごだけを使用した上品な赤みのリキュールです。

選び抜かれた完熟いちごの甘さと酸味のバランスが絶妙で、ソーダで割ってグラスに注げば、まるでロゼ・シャンパンを味わっているようなリッチな雰囲気が楽しめます。

香りもしっかりしているため、味の濃いお肉系の料理との相性も抜群。こちらはCHIBASAKEでしか販売されていないオリジナル限定商品です。

 旭鶴 はちりか

蜂蜜を原料としたリキュールの「はちりか」は、190年の歴史をもつ佐倉市の酒蔵「旭鶴」が自慢の日本酒をベースに開発した自信の一本です。

蜂蜜は100%国産天然のものを使用しています。

おすすめは、レモネードのように心温まるホットレモンカクテルやレモンソーダ割りです。ストレートやロックで飲めば、日本酒のコクと天然蜂蜜のさっぱりとした甘みのさわやかなハーモニーが楽しめます。

 和蔵酒造 リキュール 3本入り BOXセット

富津市にある和蔵酒造は、日本酒用と焼酎・リキュール用の2つの酒蔵をもつ蔵元です。

後者の貞元蔵ではさまざまなリキュールが製造されていますが、こちらはそのうちレモン・ゆず・トマトの3種類がセットになった商品です。

オリジナルギフトBOXに入っていますが、もちろん自分用にして飲み比べることもおすすめです。

サイズは250mlと500mlから選べるため、さまざまなシチュエーションに利用できるでしょう。

キンと冷やしてロックやストレートでじっくり味わったり、炭酸で割って爽快感を演出したり多彩な楽しみ方ができますよ。

いろんなリキュールを飲んでお気に入りの味を見つけよう

国内外を問わず、リキュールには数えきれないほどの種類と可能性があることがわかります。

特にフルーツ系は男女を問わず人気が高く、プレゼントとしてもおすすめです。

国産リキュールに興味が湧いたら、ぜひCHIBASAKEで探してみてください。

きっと、新しいお酒の楽しみ方を開いてくれる1本が見つかるはずです。

 

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