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日本酒で梅酒は作れる?味わいの特徴や日本酒の選び方、作り方を解説

梅の爽やかな味わいと甘味を感じられる梅酒は、お酒が得意ではない人でも飲みやすいお酒です。

梅酒は自宅で漬けることもでき、一般的にはホワイトリカーというお酒で漬け込みますが、日本酒でも作ることができます。

この記事では、日本酒を使った梅酒の作り方や日本酒で漬けたおすすめの梅酒をご紹介します。

 

日本酒で梅酒は作れる?

梅酒の一般的な作り方は、青梅と氷砂糖を瓶に詰め、ホワイトリカーを入れて3ヶ月ほど漬け込みます。

ホワイトリカーは無色透明でクセの少ない焼酎で、梅酒作りによく使われるお酒です。

しかし、梅酒を作るときにホワイトリカーを日本酒に変えてもおいしい梅酒を作ることができます。

日本酒には旨み成分が多く含まれているため、通常よりも味わい深い梅酒が作れるでしょう。

また、日本酒には糖分が含まれている分、氷砂糖を使う量が減らせるほか、梅の成分を抽出しやすい効果もあるため漬け込み時間を短くできるメリットがあります。

 日本酒で作る梅酒はどんな味?

日本酒で作る梅酒は、日本酒本来の米の甘みを残しつつ、梅の爽やかな味わいが追加されることでスッキリした味わいになります。

日本酒に含まれるアミノ酸などの旨み成分によって、まろやかさとコクも感じられるでしょう。

ホワイトリカーで漬けるより少ない量の氷砂糖を使用するため、砂糖の甘さを抑えたい方にもおすすめです。

日本酒で漬けた梅酒の飲み方は、ジュースやお茶で割ると日本酒の旨みが消えてしまうため、ロックやソーダ割りがおすすめです。

 

梅酒作りに使う日本酒の選び方

日本酒で梅酒を作るときは、アルコール度数が20度以上、かつ酒税が課税済みの日本酒を選ぶことが絶対条件です。

アルコール度数20度以下のお酒で梅酒を作ることは、酒税法で禁じられているので注意しましょう。

また、自宅で作る梅酒は本人や同居する家族で飲むことは許可されていますが、その梅酒を他人に飲ませたり、あげたり、販売したりすることも酒税法で禁止されています。

手作り梅酒は自宅で自分や同居の家族が飲むためだけのものと認識しておきましょう。

さらに、梅酒を作るときに混ぜてはいけない食材も酒税法で定められています。

例えば、米、麦、あわ、トウモロコシ、ブドウなどです。これらは発酵しやすいことから、新たなお酒を製造したとみなされる可能性があるため、混ぜることが禁止されています。

 

日本酒を使った梅酒の作り方・ポイント

日本酒を使って梅酒を作るために必要な材料と道具、作り方の手順やポイントをご紹介します。

 梅酒の材料・使うもの

3L入る保存瓶で作る日本酒の梅酒の材料は、以下のとおりです。

1Lの保存瓶で作る場合は、それぞれ1/3の量に変えてください。

<材料>

  • 日本酒(アルコール度数20度以上):1.8L(1升)
  • 青梅(南高梅):1kg
  • 氷砂糖(お好みで調整可):300〜500g

<使う道具>

  • 3L保存瓶 ・竹串(つまようじでも可)
  • キッチン用アルコールスプレー

 梅酒の作り方

1.保存瓶を消毒する

梅酒は長期間熟成して作るため、保存する瓶は菌が繁殖しないように、使う前に消毒することが大切です。

キッチン用アルコールスプレーを瓶に振りかけて、清潔な布巾やキッチンペーパーで全体を拭きましょう。

アルコールスプレーがない場合は、瓶を煮沸消毒して消毒します。

瓶に水滴が残らないように丁寧に水滴を拭き取ることが大切です。

2.梅を洗う、下処理

梅を優しく水で洗います。青梅はアク成分が含まれているため、2〜3時間水に浸してアク抜きをしてから水洗いしましょう。

洗ったあとに水気を残したままにするとカビや腐敗の原因となるため、清潔な布巾やキッチンペーパーで完全に水気を拭き取ります。

梅のヘタはえぐ味の原因となるため、竹串を使って1個ずつ丁寧に取り除きましょう。

下処理した梅と氷砂糖を交互に瓶に詰めます。

3.日本酒を注ぐ

梅全体にお酒がかかるように静かに日本酒を入れます。

4.フタをして保管

日本酒を入れ終わったら、フタをきっちり閉めて保管します。

保管する場所は、直射日光の当たらない、温度が高くならない冷暗所が良いでしょう。

3ヶ月ほど漬け込むと梅酒が完成しますが、週に数回瓶を回して全体を混ぜる作業も忘れずに行ってください。

酒蔵が日本酒で仕込んだ梅酒もおすすめ

日本酒で作る梅酒はご自宅でも作れますが、手軽に購入することも可能です。

日本酒で梅酒を作るとどのような味わいになるのか、まずは既製品を購入して味わってみるのもおすすめです。

使っている日本酒や梅の種類によって、梅酒の味や香りは大きく変わります。

日本酒を造る酒蔵が販売する自慢の梅酒をいくつか紹介しますので、気になるお酒を見つけてみてはいかがでしょうか。

ご紹介する梅酒はすべて「CHIBASAKE」内から購入できます。

 吉野酒造 腰古井 純米大吟醸 梅酒

1830年の創業以来、素材を大切にして昔ながらの手法で酒造りをしている吉野酒造の梅酒です。

千葉県横芝光町産の白加賀という梅を使うことにこだわり、米本来の旨みが強い純米大吟醸で漬けられています。

梅の味わいがぎゅっと詰まったコクに加え、爽やかで上品な香りが特徴です。

ロックや水割りとの相性が良く、冷やして飲むと温度による味わいの変化も感じられます。

吉野酒造 腰古井 純米大吟醸 梅酒の詳細はこちら

 飯沼本家 酒蔵の梅酒 梅吉

300年の伝統を引き継ぎつつも、時代に合ったお酒を提供している飯沼本家が仕込んだ梅酒 です。

千葉県産の梅を、スッキリとした喉越しとキレが特徴の清酒「甲子正宗」で漬け込みました。

アルコール度数は11度で、すっきりとした甘さと飲みやすさが特徴です。

冷やして、またはロックで飲むのがおすすめです。

飯沼本家 酒蔵の梅酒 梅吉の詳細はこちら

 東薫酒造 東薫 長期熟成酒 梅酒

1825年の創業以来、歴史と伝統を大切にしながら酒造りを行う東薫酒造は、国外へも日本酒を多く輸出しており、海外でも人気の酒蔵です。

東薫酒造の梅酒は30年以上も長期熟成させた日本酒で漬けた贅沢な一本。

アルコール度数は8度とやや低く、上品な味わいと豊かなコクが感じられます。

香りと味わいがしっかり感じられるロックで飲むのがおすすめです。

東薫酒造 東薫 長期熟成酒 梅酒の詳細はこちら

日本酒で作る梅酒に挑戦してみよう

日本酒で作る梅酒は、ホワイトリカーで漬けるよりも短期間で作ることができ、日本酒自体に糖分が含まれているため使用する氷砂糖の量を抑えられるなどのメリットがあります。

梅酒作りに必要な材料や道具も少なく、作り方もシンプルなため初めてでも挑戦しやすいでしょう。

ただし、自宅で梅酒を作ると3ヶ月ほど漬け込む時間がかかります。

まずは日本酒で漬けた 梅酒を味わってみたいという方は、既製品を購入してみるのが手軽です。

千葉県の酒蔵が造ったお酒を専門に取り扱う「CHIBASAKE」では、日本酒を造る酒蔵が販売する自信の梅酒が販売されています。

簡単に探せて購入できるので、ぜひ利用してみてください。

 

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